秋晴れの続く気持ちの良い季節です。
最近の医療情報や身辺の事など、ブログを始めることにしました。
第一回は話題の乳がん検診についてです。
北斗晶さんの件以降、この秋は乳がん検診ご希望の患者様が非常に多いです。
当院ではマンモグラフィー検査はできませんが、視診・触診に加え、高性能の超音波断層装置(エコー)検査で検診を行っています。
11月5日の夕のニュースで話題になっていましたが、40代ではマンモグラフィー検査も有効ですが、エコー検査で見つかる癌の割合が高いようです。乳がん検診で用いられるマンモグラフィー(マンモ)に、超音波検査(エコー)を追加して実施したところ、40代女性の乳がんの発見率が約1.5倍になったことが東北大学大学院の研究で明らかになりました。
進行した乳がんでは発見率に差はないが、2センチ以下の初期の乳がんに対してはエコーも行ったグループの方が発見率が高かったということです。
乳腺組織が乳房に多く存在する「高濃度乳腺」の割合が高い若年層では、マンモでがんを見つけるのが難しいからです。

左端の画像は「乳腺濃度」の低い人で全体的に黒っぽく写ってるのに対し、右端の「高濃度乳腺」の人はほとんど真っ白です。マンモでは腫瘤(しこり)は白く写るため見つけにくくなります。(引用元 乳がん画像診断ネットワーク)
私も毎日何人もの患者様の乳がん検診をさせていただいておりますが、エコー検査で癌の早期発見の件数が多いという印象があります。日本では40歳からのマンモ検診が推奨されてますが、エコーの有効性が確認されれば30代などの若年層の早期発見につながる可能性がありますね。
ともかくこの秋は乳がん検診ご希望の患者様が多く、それに伴い乳がんの見つかる件数も倍増しています。
11月に入り患者様の数も落ち着いてまいりました。お待たせして申し訳ない日もありますが、お時間に余裕を持ってお買い物がてらお気軽に検診にいらしてください。