このブログをアップするころには今年もあと72時間を切っております。皆さまにとって今年はどのような年でしたか？
私個人にとって記憶に残る又は記憶にとどめたい事柄について、思いつくままに述べたいと思います。まず、スポーツ分野では松山英樹のマスターズ制覇と二刀流大谷翔平の大活躍で、二人はまだまだ若く来年以降さらなる活躍が期待できます。
社会的にはやはり新型コロナ感染症による国家の沈滞が長引いていることです。コロナ禍の死者は世界中で五百万人を超え、世界規模で経済に甚大な被害を与えています。ワクチン接種が進み、わが国においても新規感染者数と重症者数および死亡者数が劇的に減少し、ひょっとしたらこのまま収束していくのではないかと思われた矢先、新変異株であるオミクロン株が出現し来年1月下旬以降に第６波が襲来する可能性が高まってきました。一方、新型ワクチンと治療薬の開発が進んでおり、来春までに認可実用化される可能性が早まっています。ゼロコロナの世界は近い将来においてはもう不可能ですが、健全なる（？）ウイズコロナの世界は達成できるに違いないと思います。
政治的には、菅義偉氏が退陣し新たに岸田文雄氏が政権を担当することになったことです。同じ自民党内で政権が動いただけと考えると大間違いです。経済政策を含む内政面においても、対米対中を中心とした外交面においても不安要素が増した感が否めません。来年の北京オリンピック終了後から６年以内に中国による台湾進攻の可能性があり、その際には日本存亡の危機を迎えることは避けられません。
先日の北新地の心療内科における放火殺人事件は衝撃的でした。犠牲になられたクリニック関係者と患者さんには哀悼の意を表したいと思います。犯人は脳へのダメージが大きく、ほぼ植物人間状態にあると報告されており、犯人の動機やクリニックとの関わりについての真相解明は不可能でしょう。医療サービス提供側と受給側の間で、様々なトラブルが発生することは不可避ではありますが、今回のようなテロともいえるような手段を用いて医療従事者を攻撃することは許されることではないと思います。
今年6月には地元の親友が、12月に入って大学の同級生があの世に旅立ってしまいました。同年齢で身近な人が亡くなることはとても悲しいことです。人生100歳時代を迎えようとしているのに、古希の一歩手前で亡くなるなんてさぞかし無念であったと察します。
今年最後のブログを書き終えるにあたり、来年が皆様にとって良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。
