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2017年10月10日火曜日

【第十六回】秋です

 朝晩めっきり涼しくなり日中も過ごしやすくなりました。夜になると虫の音が耳に心地よく入ってきます。さあこれからが秋本番といった風情を感じる季節となってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。秋と云えば「天高く馬肥ゆる秋」と申しますが「食欲の秋」、また「スポーツの秋」、「音楽の秋」とも「読書の秋」とも形容されますが、やはり「芸術の秋」が一番ぴったりするでしょうか。

昨日はあべのハルカス美術館で開催されている『北斎-富士を超えて-』を観に行ってきました。しかし開催直後であり連休ということも重なり会場は大混雑で、まずチケットを買うのに20分、入場までにはさらに60分以上並ばなければならないと分かり断念しました。やはり平日にそれもチケットをあらかじめコンビニ等で購入してから行くべきでした。

「富嶽三十六景」や「諸国滝廻り」に代表される北斎ですが肉筆画も数多く残しており、90歳で没するまで精力的に創作に励んだとされていますが、「天があと5年命をくれたなら、真の絵師になれたのに・・・」とあくなき探求心と旺盛な生命力を発揮しました。作品を目の当たりにしたらきっとその迫力に圧倒されることになることと思います。木曜日診察終わってから行こうかな。

京都国立博物館では「国宝」展が始まっていますが、これも関西では41年ぶりとなるそうで、現在国宝に指定される美術工芸品885件のうち約4分の1にあたる200件を超える国宝を、展示期間を大きく4期に分けて一挙公開するとのこと、是非行ってみたいなと考えています。

 

私が読んでいる月刊誌にiPS細胞医療の現状についてこんな記事がありました。最近、iPS細胞から、血液成分の1つである「血小板」を量産する技術を確立したという画期的な内容です。血小板は、血管が傷ついた際に傷口を素早く塞ぎ「出血を止める」働きを担っています。この血小板を補う製剤は事故によるケガの止血や外科手術時に必要不可欠なほか、体内で血小板を十分に産生できない「血小板減少症」などの治療時にも使用されていますが、最近の献血の不足は深刻化、安定供給が難しく、海外製の血液製剤に頼らざるを得ない状況が長らく続いているのが現状です。今回の発表は、この血液製剤を取り巻く日本の厳しい環境を、劇的に変えうる可能性を持っています。

またiPS細胞から心臓を構成する「心筋細胞」を作製し、それをシート状に加工、重症心不全患者の心臓に張り付けるという技術も実用化近しとのことです。このほかヒトの網膜再生に挑む研究も進められており、失明の可能性もある「網膜色素変性症」の治療法開発に繋がるのもそう遠くないでしょう。さらに、移植用の臓器そのものを作成する研究も本格的に始まろうとしています。

婦人科領域では卵の作製や子宮内膜の再生に関する研究が始められており、将来的に不妊症や不育症の治療に臨床応用される日が来ることと思われます。