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2018年7月6日金曜日

【第二十一回】 乳がん予防

 今日も朝から雨降りです。関東ではとっくに梅雨明け宣言が出たというのに関西以西は台風7号の影響もあって各地で大雨警報が発動される事態になっていますが、皆様におかれては如何お過ごしでしょうか?被害に遭われた方はいらっしゃらないでしょうか?

さてサッカーのワールドカップもベスト8が勝ち上がりいよいよ佳境にはいってきましたが、今大会では番狂わせが続出し強豪国が次々と姿を消しました。イングランドとブラジルで決勝戦というのが現時点での私の予想です。このブログがアップされる頃には決着がついていると思われますが、さあ優勝するのはどの国なのか、あと数日間は目が離せません。

普段サッカーにさほど興味がない人でもワールドカップやオリンピックになるとがぜん俄ファンに変貌し睡眠不足になるのも覚悟で生中継で観戦し一喜一憂する方が急増しますが、私もその中の一人かもしれません。今大会の日本代表選手たちの戦いぶりは私たちに勇気と感動を与えるに十分な内容でしたが、皆様もご存知のようにポーランド戦での試合終了間際でのパス回しに対して国内外で賛否両論の大騒ぎ・・・?に。あの状況に対して西野監督がとった作戦というか賭けは、勇気がありかつ決勝進出という結果をもたらしたことにおいて素晴らしい判断であったと私は評価したいです。野球では、得点圏内にランナーが出塁しているケースで強打者を迎えた際に、勝負をせずにあえてフォアボールで歩かせる『敬遠』という戦術があります。もちろんルール上認められている作戦であり実戦でしばしば採用されます。むろん相手チームのファンからはブーイングを受けますが、結果良ければ正解でこれも野球かなクリックすると新しいウィンドウで開きますということで皆が納得します。一方、サッカーにおいてもパス回しは反則ではありませんし、リードしている方が試合終了間近によくやることです。それにつけてもベルギー戦は惜しかったですね。4年後に期待しましょう。

 
今年4月、私の大学時代の同期生が『間違いだらけの乳がん医療』という本を上梓しましたので早速取り寄せて読みました。彼は乳腺医療の専門医で以前から日本人乳がんの特異性に気付き、それを立証するために英国のオックスフォード大学で共同研究を行いその成果を多数の論文にしています。日本人の乳腺は概ね高密度で超音波検査の有用性が高いことはよく知られていますが、とくに40歳代の乳がん検診にはマンモグラフィー検査は百害あって一利なし、なるべく速やかに超音波検査に変えるべきと主張しています。近年、日本人の乳がんの罹患率が上昇しており年齢調整死亡率も徐々に増加の傾向をたどっているものの、依然として欧米人に比べて低いです。1980年では日本人のエネルギー摂取量に対する脂肪エネルギー比は23.6%と1960年の2.2倍の増加で、乳がんの発生頻度と相関していますが、魚介類の摂取量や抗酸化物の多い日本古来の食事が乳がんの発生を抑制している可能性があるため、早晩発生率は停滞状態になり、欧米人ほどの発生頻度を示したり悪性度の高い乳がんが増えたりということにはならないと推察しています。また緑茶に含まれるガレートカテキンの血管新生抑制作用が癌細胞の血管侵襲を防ぐことにより、欧米人に比して予後が良い一因になっているとのこと。さあ皆様、魚、海藻、根菜、米を中心とした食事を摂り、緑茶をたっぷり飲んで乳がんを予防しましょう。