まもなく10月というのにまだまだ日差しも強く残暑厳しい中、皆様にはいかがお過ごしでしょうか?いわゆる夏バテと云うのは、酷暑を過ごした際の疲労の蓄積がこれから身体に影響を及ぼし、様々な体調不良をもたらすことを言います。朝晩過ごしやすくはなりましたが、体調管理に留意してください。
昨日、ラグビーワールドカップ(W杯)の予選にて、日本チームが世界ランキング2位の強豪アイルランドを19-12で破るという奇跡的な大金星を挙げました。私は知り合いらと奈良の居酒屋にいたのですが、勝利の一報が入ると店内のお客さんから大歓声が上がりました。4年前に強豪南アフリカを下した際には日本中で歓声が上がったものですが、今回の勝利はそれ以上の価値があるものだと思います。ラグビーは球技ですが、その実格闘技さながらのパフォーマンスを要するスポーツだと思います。とは言うもののやはり団体競技なのでチームワークに基づいた頭脳プレーができるかどうかが勝敗を分けるポイントです。日本チームは体力的に外国選手にはかないませんが、持ち前のスピードと作戦力で勝利をもぎ取り、早速世界のメディアから絶賛を浴びました。
一方、女子バレーボールにおいても、日本チームが一昨日世界ランキング1位のセルビアを相手に、2セット連取されてからの大逆転劇を演じました。ラグビー同様身体的にかなり劣勢の日本女子が必死にボールに食らいついて勝利した姿には感動しました。連日いいものを見させてもらったなあと、いつもよりお酒が美味しく、ついつい呑みすぎてしまいました。
さて、今回は婦人科を受診するタイミングについてお話しましょう。まず多量出血や強度の腹痛の際は何か大変なことが起こっている可能性がありますので、直ちに受診することをお勧めします。しかし、診療時間終了間際での受診は、個人の診療所では対処が困難なことがありますので、大きな病院か救急診療所を受診することをお勧めします。月経が遅れている場合で妊娠の可能性が少しでもあれば早めの受診をお勧めします。子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常妊娠であれば早く対処する必要があるからです。また、若い方は3ヶ月以上の無月経状態を放置しないようにしてください。一方、性器出血は子宮がんや子宮肉腫などの悪性腫瘍を出来るだけ早期に診断する必要がありますので、比較的早めに受診してください。とくに40歳以上の方や閉経後の方は早期受診をお勧めします。悪臭を伴うおりものの量が増えてきた場合、クラミジアや淋病に感染していることがありますので、早期受診および治療を行い、子宮内や卵管への感染を防ぐことが必要になります。ときに子宮がんやタンポン等の異物の抜き忘れも悪臭がします。子供さんを希望されるカップルでは、本人が35歳以上の方やパートナーが高齢の場合は、半年間妊娠しなければ、その時点で受診されることをお勧めします。35歳未満の方は1年間妊娠しなければ受診してください。月経痛は20歳以上では子宮内膜症の可能性がありますので、我慢せずに早めの受診をお勧めします。近年話題の月経前症候群も放置すればQOLの低下を来たし、周囲の人に悪影響を与えかねませんので、早めの受診をお勧めします。結局のところ、早期受診・早期治療が肝要であると思います。
