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2020年2月9日日曜日

【第36回】 今年は大変な年に…

 前回のブログ(1月10日)において、中国で「謎の肺炎」が流行しかけており、新型コロナウイルスによる感染症であること、更に政府と地方自治体が一丸となって国内への流入を阻止しなければならないと報告しました。あれから1カ月、事態は深刻な状況を呈しています。まず、世界における死亡者数がこの時点で800人以上となり、あのSARSが流行した時の死亡者数を超えました。さらに海外の専門家の中には「この2月末にはウイルス感染者数が30万人を超すであろう」と警鐘を鳴らす研究者もいます。新型肺炎に関して現時点で言えることは以下のとおりです。

  1. 病原体は新型コロナウイルスである。
  2. 死亡者は高齢者および何らかの持病があり体力が低下している人に多い。
  3. 当初、感染経路は飛沫感染と云われていたが、空気感染の可能性が高くなってきている。
  4. 現時点では有効な治療方法、すなわちこのウイルスに対しての抗ウイルス剤とワクチンがまだ製造されていない。
  5. 無症状のウイルス感染者から感染するケースがある。以上の事から、私たちがこの新型肺炎から自分自身を守る方法は、不要不急の場合を除いて出来るだけ人混みは避けて、外出の際は必ずマスクを着用する。(マスクが品不足で手に入りにくい現状ではありますが・・・・)手洗いとうがいを頻回にしっかりと行う。口や鼻さらに目に直接手を持っていかない。不摂生をすることなく体力を温存する。
    これらの事柄を守るだけでも感染する確率が低下すると考えます

 

現在、中国では複数の都市が閉鎖状態にあり、住人は徹底的に監視され、居住地区から出ることが禁止されています。それだけ事態は深刻であると思われます。ヒトとモノの流動性が著しく阻害され、経済への悪影響も表面化してきました。今の中国はSARS流行当時と違って、世界の工場であり巨大な消費地でもあります。文字通り中国が風邪をこじらせ肺炎になれば、世界経済に及ぼす影響は多大であると確信します。もちろん、我が国も健康面だけではなく、経済的にも大きなダメージを受けることは間違いないと考えます。この新型肺炎の流行が4月末までに収束しなければ、東京オリンピックの開催が危うくなるのではと心配です。そんな事態にならないように、国内の感染者を出来るだけ増やさない、死亡者を出さないという決意で、官民挙げて新型肺炎に対処しなければなりません。

 

今回の新型肺炎に対して、多くの方が手洗いやうがい、そしてマスクを着用するようになったおかげで、インフルエンザの患者さんが激減しています。まだまだ寒い日が続く中、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。