皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?ほとんどの方が自宅および近辺での巣ごもり状態で、ストレスを溜めながら自粛されていたことと思います。しかし、辛抱の甲斐もあって、新型コロナウイルスの新規感染者数が漸減しており、大都市圏でも1日当たり10人を下回るようになってきました。そこで、東京、大阪、北海道など8都道府県を除き、緊急事態宣言が解除されましたが、果たして第2波、3波の感染拡大が起こらないか危惧します。まあ経済の事を考慮すると、いずれは宣言の解除や制限の緩和が致し方ないのも事実です。現代社会において、経済活動を無視して人は生きてゆくことが出来ません。日本では、失業率が1%上がると自殺者が約2千人増えるといわれています。感染抑制と経済活動緩和のさじ加減をどう進めていくか、為政者の腕の見せ所ですが、その点吉村大阪府知事が示した大阪モデルは注目すべきかと思います。一方、治療薬として、アビガンやレムデシビル等の従来からある抗ウイルス剤などが用いられて、一定の効果が認められていますが、感染の収束にはワクチンの早期の開発が待たれます。
新型コロナ感染収束後に待ち受けているのは、個人生活や社会活動の大きな変革のみならず、さらには世界の国家間の仕組みが劇的に変わる可能性が高いということです。個人や社会生活においては、働き方や衛生に対する意識改革がすでに始まっていますし、すでに教育現場の9月始業が議論の的になっています。さらに、住まいのあり方、食事、スポーツ、娯楽、趣味すなわち衣食住全般にわたって日本人の意識が変わる、というより変わらざるを得なくなると思います。グローバルには米中の対決がさらに激しいものになってくるのは必定です。日本としては、自由民主主義を標榜する陣営にとどまり、その中において国民の安全と経済の安定を図っていくしか、国家として生き抜く道はないと考えます。さて、皆さんはどう考えておられるでしょうか。
新型コロナ感染症の影響は大人のみならず、子供たちや若者までも巻き込んで、日本全体に閉塞感が漂っています。すなわち、ストレスが社会全体にはびこり、この状態が長引くと、人々の精神を蝕んで、精神状態に異常を来してくる人が増えてくると考えます。睡眠障害に悩んだり、自律神経に異常を来したり、うつ状態に陥ったり、うつ病に罹患する方が実際増加しているとのことです。うつ病が男性より女性に多いことはよく知られています。一生の間にうつ病にかかる日本人は6%程度ですが、女性の有病率は男性の2倍程度です。その理由として、女性ホルモンであるエストロゲンの影響が考えられています。時期として月経前、出産後、閉経期の3つの時期の発症が少なくないといわれています。不眠や脱力感、無気力感はうつ病の初期によく見られる症状です。とくに妊娠中や産後うつ病は重篤化するケースが多いので、早めに専門医を受診することをお勧めします。
今回のコロナウイルスとの戦いはまだまだ先の見えない、長い戦いになると思われます。皆様!油断することなく、この戦いを生き抜こうではないですか。