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2020年12月27日日曜日

【第46回】2020年を振り返って  

  今年もあと数日を残すのみとなりました。新年を迎えるにあたっての準備は、とくに女性にとって、なかなか大変であろうと察します。今度の正月は新型コロナ感染症の拡大により、我が家では息子夫婦と孫、長女も帰省することもなく、さらに親戚の者も顔を見せないとのことで、予約注文したおせち料理を、私ども夫婦と末娘そして92歳の老母の4人で食べつくさなければならないことになり、家内も私もまた太っちゃうんじゃないかと、今から心配しています。

 さて、今年を振り返れば、コロナで始まってコロナで終る一年であったと言いたいところですが、いやいやとんでもない、コロナは来年も今年以上に猛威を振るうかもわからない情勢になってきました。それは、ワクチンの接種が始まっと同時に、ウイルスの変異種が出現してきたからです。それらに対して、既存のワクチンが十分な抗体を人体で作ることが出来るのか、まだまだ安心は出来ません。この1年、コロナ感染により、仕事のあり方が大きく変わりました。いわゆるリモートワークの普及ですね。医療においても、オンライン診療を推進しようという動きが高まってきました。学会や研修も、ほとんどがWEB開催となり、私ども開業医にとっては参加しやすくなりました。家庭内においては、日頃の買い物は別として、ネットで購入する機会がかなり増えたんじゃないかとと思います。もともと衛生概念の強い日本人ですが、コロナ禍の中、うがい手洗いを徹底して行った結果、インフルエンザ感染者数が例年の500分の1に激減しています。一方、コロナ禍の影響を最も大きく受けた職種、すなわち飲食業、旅館業、観光業そして運輸業は業績が大きく落ち込み、その影響か、自殺者が昨年に比してかなり増加しており、特に女性の自殺者が急増しました。中国の武漢から発生した新型コロナウイルス感染症は、たちまち世界中に拡散し、人々の生活様式を根底から一変させました。とくに、わが国では、これまでの政治体制・行政機構・官僚組織の弱点と問題点があぶりだされ、今後の早急な改善が望まれます。

 さて、コロナ禍での最適な換気と湿度は大変重要です。時節柄、気になるのは「換気」であろうと思います。とにかく24時間換気を絶やさないことが肝要です。24時間換気システムがなければ、浴室の換気扇を24時間付けっ放しにしておくとか、2時間に1回5分程度の自然換気を習慣にしたいものです。健康の事を考えると、冬の室温は18度以上に保つことが重要とされています。室温18度を下回ると循環器疾患、16度を下回ると感染症発症や、転倒のリスクが高まるという報告が数多くあります。そのほかにも脳の若さや咳の症状、頻尿リスク、筋肉量など室温は体に多くの影響を与えています。さらに感染症対策や睡眠の質などの観点から、室温とともに「湿度」を保つことも必須です。インフルエンザウイルスの生存率を調べた研究では、室温22度、湿度50~60%で低くなるという結果が出ています。しかし、加湿は必要ですが、湿度計で60%を超える湿度過剰にならないように注意しましょう。

 最後になりましたが、来たる新年における皆様方のご多幸をお祈りしつつ、今年最後のブログを締めくくりたいと思います。