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2021年1月5日火曜日

【第47回】今年は良い年になりますように

 皆様、新年明けましておめでとうございます。三が日はお天気も良く、例年ならおしゃれをしてお出かけする人々で、あっちこっち賑わったことと思いますが、皆様はどうされてましたか?初詣も分散され、年末からお詣りする方も多かったみたいですね。私は、元旦の午後から、家内と地元の往馬大社まで徒歩で参拝してきました。いつもなら、お正月は春日大社にお詣りするのですが、コロナの事もあって、今年は近場にしました。とは言うものの、例年第2週の日曜日には、往馬大社に「とんど焼き」のしめ縄とお札を納めに参ってました。境内は、元旦にしたら参拝する人も少ない様で、駐車場も半分は空いており、屋台も3軒しか出ておらず、やっぱり寂しかったです。今年は、子供たちも帰らず来客も無く、ゆっくりする時間が持てたので、昨年読めずに積んでた本を3冊読むことが出来ました。いつもは、ミナミまで出て、お正月映画を観た後、お茶を飲んで、ちょこっと買い物を楽しんで、帰ってきたものですが、さすがに今年はコロナが怖くて引きこもり。今は辛抱第一ですね。

 関西では、コロナの新規感染者数が、やや減ってきたように思うのですが、首都圏は高止まりどころか、都内の1日の感染者数が1400人強を数え、医療体制も危機的状況になってきました。ここにきて政府は、1月7日に緊急事態宣言を発出することを決定しましたが、法律的に罰則をともなう強制力がなく、かつ補償問題も決まっておらず、どこまで効果が見込めるのか、不安感が拭えません。しかし、関西人は関東の方に比して、人の目を気にする傾向が強いので、コロナ状況下において、行動を自制・自重するムードが広がりやすいようですね。そのあたりに期待したいものです。但し、長期にわたる強い締め付けが続けば、日本経済が収縮することは自明の理、この有事に対して政府の舵取りが問われていますが、野党も政局にすることなく、国益を第一として、挙国一致内閣でこの危機的状況を乗り切って欲しいものです。有効で安全性の高いワクチンや治療薬の早急な開発は一筋の光明をもたらしますが、相手は得体のしれないウイルス、そう簡単にはいかないでしょう。これ以上感染が世界中に広がれば、あるいは有効な予防法と治療法が確立されない限り、新型コロナウイルスの発生源である「アノ国」が、世界のヘゲモニー(覇権)を握るという、想像するだけでもおぞましい世界が待っています。我が国には、そこそこの資本力があり、優秀な科学者や研究員を擁する製薬会社と大学の研究機関が複数あります。それらに資金と人材を集中的に投下して、Made in Japanのワクチンと治療薬を、少しでも早く開発してほしいと願います。G to キャンペーンに費やした税金の半分でもいいから、そういった施設にお金を注ぎ込んでも、国民はだれ一人として、文句を言わないと思います。このような有事に際して、かの『田中角栄』と云う政治家が、今の時代に生きていてくれていたらと、懐かしむのは、私だけではないと考えます。この1年が我々にとって、昨年より良い年になるかならないかは、政治の力も大事ですが、我々一人一人の覚悟と行動が問われます。皆様、とにかくコロナから身を守ることに専念しましょう。