マイブログ リスト

2021年7月29日木曜日

【第54回】 五輪、日本勢メダルラッシュ‼

  連日酷暑日が続いていますが、東京オリンピック2020が開幕し、連日熱戦が繰りひろげられています。今大会は世界中が新型コロナウイルス感染症の甚大な被害に曝されている中、開催の是非について世論を二分しましたが、何とか開幕の運びとなりました。開会式のセレモニーも、最近では最も地味な演出ではありましたが、このコロナ禍での開催であることを考慮したのでしょう。聖火台への点火は誰が行うのか、私は五輪柔道三連覇の野村忠弘さんか、あるいはマラソン金メダリストのQちゃんこと高橋尚子さんを予想していたのですが、現役出場者の大坂なおみさんでしたね。意外に思った方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、聖火リレーが始まったのは1936年8月に開催されたベルリンオリンピックが最初です。この大会ではカヌー、バスケット、ハンドボールが新種目に採用されており、日本は金メダル6個を含む計18個のメダルを獲得しています。女子水泳200m平泳ぎで、ドイツ選手と最後まで死闘を演じ、「前畑頑張れ、前畑頑張れ!」と日本人アナウンサーが絶叫した前畑秀子さんが有名ですね。

 今のところ、大坂なおみ選手や男子バドミントンの桃田賢斗選手、体操の内村航平選手の敗退は意外でしたが、ソフトボール、柔道、卓球、体操、スケートボード、競泳などで金メダル、さらに銀および銅メダルも含めて各種競技でメダルラッシュと、日本人選手が大活躍しており、連日テレビ観戦が楽しみです。

 さて、最近レモンの果肉や果汁を含んだ食品がやけに多いと感じているのは私だけではないと思うのですが。テレビでは、レモンおじさんこと梅沢冨美男や檸檬堂の阿部寛がユーモラスなレモンサワーのCMに出演しています。レモンの原産地は意外にもヒマラヤ東部です。主な品種はリスボン、ユーレカ、ビアフランカ、ジェノバ、ポンテローザで、インド、メキシコ、中国の3国で全体の44%を生産しています。国産レモンの60%は広島産で、そのほか愛媛県、和歌山県、熊本県、三重県と続きます。栄養素は主にビタミンCとクエン酸です。ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などのコラーゲンの生成に必須の化合物です。これが不足すると、コラーゲンが合成されず血管がもろくなり出血を起こします。これが壊血病です。また、皮膚や粘膜の健康維持に役立ち、抗酸化作用もあり、有害な活性物質から身体を守る働きをすることから、動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。一方、クエン酸は疲労回復、血液をサラサラにする働きや、低血圧や動脈硬化を予防する働き、さらにはミネラルの吸収を促進させる働きなどさまざまな健康効果があります。ビタミンCはグレープフルーツ、ゆず、キウイフルーツ、アセロラ、ブロッコリー、パセリにも豊富に含まれています。クエン酸はレモンや梅干しなどの酸っぱい食品に多く含まれています。それらを食して、暑すぎる夏に負けないよう、新型コロナウイルス感染症に打ち勝とうじゃありませんか。